2025/03/07
年度末の3月になり、忙しくなる時期ですね。
来年度から入学などで子どもの通学が心配だな・・・と思っている方もいるのでは無いでしょうか?
弊社にも小学校や中学校に入学お子さんを持つ方もいて、通学についての話題もちらほら聞こえてきます。
先日、我孫子市の測量の案件を頂きました。
現場を探すときにマップをにらめっこしていて「古利根沼」という沼を見つけました。
我孫子といえば手賀沼という大きな沼がありますが、手賀沼より北東で利根川のすぐそばにあります。
明治以前はこの沼が利根川でしたが、蛇行している為に何度もに堤防が切れて大きな被害があったそう。
明治末頃から大正にかけての利根川改修工事によって利根川のルートを変え、取り残された部分がこの沼になったとのこと。
とはいえ、県境は昔の利根川のルートで「古利根沼」の南側は千葉県我孫子市、北側は茨城県取手市。
新しい利根川の南の我孫子側に取手市が飛地のようになってしまったとこのと。
Wikipediaを見てみると
“この地域に住んでいる小中学生は舟を使って利根川を渡り学校へ通わなければならなかった”
と…。
通学で舟とは驚きました。
親は「車に気を付けてね!」ではなく、「舟から落ちないようにね!」と送り出していたのでしょうね。
今はマイクロバスで川向こうの学校に通えるようになったようですが、地図上にもありますが今でも渡しの舟があります。
“利根川下流域に残る唯一の渡し船として、かつての水戸街道「取手の渡し(とりでのわたし)」の風情を受け継ぎ、今も運航を続けています”
https://www.city.toride.ibaraki.jp/mizutomidori/bunkakatsudo/kanko/kankomesho/ohorinowatashi.html
一度乗ってみたいなと思いました。